学 園 催

1stアルバム解説・制作記

1stアルバム『陰陽師』の製作から
未来へ向けての全ての歴史を綴っています
本アルバムは、陰陽師の都「京都」を舞台に
「占い」「呪い」に纏わる物語をPOPにまとめ
そのゆかりの地を巡礼するコンセプトアルバムとなっています。

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2006.06.27
では京都の住所表記の謎を一つずつ解明していこう。
前回の例で挙げた京都市庁の住所をもとに解説する。
(例) 京都市 中京区 寺町通御池上る 上本能寺前町
まず京都市中京区のところまでは、
他都市と同じ形式なので、解説がなくても大丈夫であろう。
問題は次からの表記だ。
まず寺町通御池と書かれている。
何やら様々な内容が連続して書かれているように見える。
これは京都特有の表記で、
「寺町通り」と「御池通り」の2つの通りが交わる交差点を表している。
次に「上る」と書かれている。
京都では、
北に向かう→上る
南に向かう→下る
西に向かう→西入る
東に向かう→東入る
という風に表す。
つまり寺町御池の交差点から真っ直ぐ北へ向かった場所にある、
上本能寺前町という街を示している。
もうお分かりだろうか?
そう、京都の住所表記は、
目的地までの道案内をしてくれているのである。
だから初めて京都を訪れる観光客も、
この表記を頼りに迷わず目的地に到達出来るのである。
他の街では見られないとても親切な表記なのである。
ではなぜ京都だけがこのような特別な表記が可能なのか?
それは街のつくりに関係がある。
京都は今もなお平安京 当時の街並みがそのまま保存されている。
それは碁盤の目状に綺麗に整列している。
それゆえに、このような道案内式の表記が可能なのである。
かつての首都、そして呪術都市というだけあって、
やはり他の都市とは何かひと味違う京都であるが、
この住所表記は見た目ほどの呪々しい由来はなく、
あくまで都市設計上の都合で成り立ったものであった。
今後、上洛する機会がある時は、
ぜひこの知識をお役立て頂きたい。
(ちなみに上記の特殊表記が出来る場所は京都市内でも、
完全に統制のとれた上京区、中京区、下京区、東山区などの洛中に限る)
2006.06.20
『陰陽師』コンセプトシリーズ第3弾。
今回は京都の住所表記についてお話しよう。
これは呪術とも音楽とも全く関連していないが、
その表記の不思議さゆえに、
呪々しく受け取られる傾向があり、
実はまわりの者達から時々質問を受ける事があるのだ。
そして本アルバムを聴き進める上でも、 この知識があった方が、より有効であるので、
ここで解説をしてみる事にする。
京都市の住所表記はこのようになる。
京都市 中京区 寺町通御池上る 上本能寺前町 
上記は京都市庁の住所を例に挙げてみた。
ご覧のように、とても長い表示になる。
最長のものだと、ちょっとした文章ぐらいの量になる表記もある。
とても住所とは思えないではないか・・・・・・・
あたかも呪文のようだ。
一体何でこのような書き方なのだ?(つづく)
2006.06.14
現在、各種レコーディングと平行して、
歌詞カード、ジャケットのデザインも考案中である。
歌詞カード 1つ とってみても、
ページ数やデザイン上の制約など色々な問題があり、
イメージ通りの世界観を表現する事は容易ではない。
だがここは特異な非現実界-----「学園催」である。
できるだけ最大限に世界観を表せるよう、
努力していく所存である。
2006.06.09
現在、othersのレコーディングに入る。
ここで示すothersとはvo、gu、rap、以外の楽器とする。
先ずハンドクラップやタンバリン等は、
なるべく生の音をレコーディングしようと思う。
そして今回は拍子木も奏している。
拍子木は曲調に合わせ打ち込みと生演奏とを上手く使い分けて、
お届けする予定である。
さらに今回はタイトルが「陰陽師」という事もあって、
笙(雅楽器)のソロなども入れてみようかと思っている。
しかし笙は音の周波数が通常の楽器とは異なるため、
扱いが難しく、どこまで採用出来るか分からないが、
可能な限り手をつくして、
何かしらの形で音を入れていきたいと思っている。
2006.06.06
Rapのレコーディングが完了した。
今回は様々な発声に挑戦しており、
曲ごとに表情のメリハリが感じられたり、
複数のラッパーが参加しているように聞こえるかも知れない。
それほど変化に富んだ仕上がりを目指してきた。
Rapファンの生徒諸君には、ぜひとも一聴頂きたいアルバムである。





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